ご存知の方も多いかもしれませんが、
FXではスワップ金利というものが付くようになっています。
そして、このスワップ金利が付くという大きなメリットも手伝って、
今では大人気となってしまったFXなんですが、
ではこのスワップというのは一体何なのでしょうか?
本当にお得なのでしょうか?
ここではこういったことについてちょっとお話してみたいと思います。
スワップ金利というのは、ものすごく簡単に言えば、外貨を買ったときにつく金利のことです。
たとえば、日本円はここ10年以上ずっと低金利政策を続けていますが、
こういった通貨は銀行にあずけていてもお金は増えません。
しかし、そんな金利の付かない日本円の貯金なんかやめて、
南アフリカランドなどの高金利通貨を買えば、
7%というような高金利を受け取ることができてしまいます!
簡単に説明すれば、こういった高金利の外貨を買って金利を受け取れるというのが、
FXの大きな魅力の一つとなっているわけです。
ここまでなら、「なんだ、じゃあ外貨預金と大差ないじゃん」と思うかもしれません。
そうなんです、FXのスワップ運用であっても、
外貨預金とは理屈上は大差はありません。
しかしなぜ外貨預金を尻目に、FXがここまで人気が出ているのでしょうか?
それはやっぱりどこかで大差があるからなんですが、
ちょっと外貨預金との大差についてピックアップしたいと思います。
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まず、手数料が全然違う! |
外貨預金では米ドルを買おうと思えば、
安い銀行を選んだとしても1ドルあたり往復(買って売ること)40銭はかかります。
しかし多くのFX業者では1ドルあたり0.8銭とか高くても4銭とかそんなもんです。
つまり、手数料の面でも絶対にFXの方がお得なんですね。
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レバレッジがかけられる |
1万ドルを買おうと思った場合、外貨預金だと90万円必要になります。
しかし、FXの場合はたとえ資金が90万円も無くても、
1万ドルを買うことができてしまいます。
たとえば、今手持ちが45万円しかなかったとしても、
1万ドルは買えてしまうのです。
90万円相当の1万ドルを45万円の資金で購入することを、
レバレッジ2倍といいますが、FXなら、
レバレッジ4倍(22万5千円で1万ドルを購入)でも、
レバレッジ9倍(10万円で1万ドルを購入)でも可能となっています!
これは、もし政策金利7%の南アフリカランドをレバレッジ2倍で買った場合は、
金利が14%になるということを意味します!
すごくないですか?ちょっと夢のような話でしょ?
でもレバレッジを上げるとリスクも上がりますので、
これはそれ相応の覚悟は必要となります。
これについては追って説明したいと思います。
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FXの方が金利が高い |
外貨預金の金利は不当に低いといわざるを得ません。
本来7%の金利がもらえるはずの南アフリカランドであっても、
通常の銀行であれば、4%とか5%なんてのがザラです。
本来の7%との差は銀行の利益となっているのです!
こんな詐欺的な商品である外貨預金なんかやめてしまって、
とっととFXで取引をはじめた方がお得だ!といわざるをえません。
上記3つがFXと外貨預金の大きな違いでした。